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ろくろを扱うコツ

2018年1月17日 by author

ろくろといえば陶芸の花形であると感じている人も多いことでしょう。
観点する粘土に手を当てて、土と対話しながら成形するのは陶芸ならではの楽しみといえます。
しかし、陶芸教室などで実際に挑戦してみても、思ったような形にならず悔しい思いをしている人も少なくないのです。

そこで今回はろくろを上手に扱うためのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ろくろで形成作業に入る前に注意していただきたいのが、ろくろに設置する粘土の質です。
粘土は水分や鉄分、土の材質によって感触が全く異なります。
ろくろに適している粘土は適度に粘り気があり、手で捏ねたときにコシを感じられる土です。
コシの有無は手で形を整えたとき、重力に負けることなく形を維持し続けられるかによって判断可能です。
コシの無い粘土はすぐにペタッと倒れてしまいますから、こうした粘土はあまりろくろに適してないといえます。
また、粘土を構成する土の粒子によってもコシは変化します。
粒子が細かい粘土はコシが弱く、粒子が粗いものほどコシが強い傾向にあるのです。
ろくろを上手く扱えないという人は、粘り気とコシに注目して粘土を選ぶと良いでしょう。
ろくろで焼き物を作ったときにありがちなのは、全体のバランスを整えられないというお悩みです。
これを解消するには形成している粘土を様々な角度から見ることをおすすめします。
ろくろから一度離れて全体のバランスを確認し、再度形を整えていくと、納得のいく仕上がりに近づくのです。
ろくろに集中していると同じ体勢を継続することになります。
前かがみの姿勢は腰痛を引き起こす要因となるので、ときおりストレッチを織り交ぜた方が集中力を持続させることが出来ます。
ろくろで形を整えた粘土は、最後にシッピキと呼ばれる糸で土台となった粘土から切り離す作業を行います。
ここで失敗してしまうと、せっかく整えた粘土が不格好になってしまうので要注意です。

ただし、もしシッピキが上手くいかなくてもカンナで高台を削り取る作業を行えば挽回することも出来ます。
切り離しの失敗を挽回するためには、カンナで同心円状に底を彫り込むことで、高台の一番高い部分を水平に削っていきましょう。
凹凸を少なくするべく力加減を常に一定にするのが肝要です。
底が水平になったら高台の周囲を削り取って、高低差を演出するのです。
最初にろくろを体験した際には上手くいかないことが多くても、繰り返し陶芸教室に通うことで自分なりのコツややり方を習得することが出来ることでしょう。
ご紹介したような事柄を参考にしながらろくろでの焼き物作りをご堪能ください。

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